従業員のトイレをチェック
調理を生涯の仕事としたい人は、バイトをする店でもできるだけ学んでおきたいと思うはずです。
では、バイト先のお店がどれほど誠実で、真剣にお客様に対して向き合っているかどうしたら分かるのでしょうか?
ここで考えたい一つ目の点は、どんな料理を目指すにしても欠かせないことです。
それは、安全な食品を衛生的に扱っていることです。
それをチェックするために何ができるでしょうか?
もし、バイトの面接に行ったなら調理場だけではなく、店のトイレをよく観察しましょう。
お客様用のトイレがきれいなのは当たり前なので、従業員用のトイレを見ておくなら、その店がそれほど衛星を重視しているかがよく分かります。
定期的な清掃が確認できる表があるか、便器だけでなく、手洗いシンクや手を洗った後の乾燥機が清潔かどうかよく見ておくのは、とても大事な事です。
従業員用のトイレがその店の衛生面の意識を完璧に反映しているわけでは決してありません。
さらに、トイレをよく掃除して清潔な状態だったとしても、完全に細菌をなくすことはできません。
ですが、そのお店がどれだけ安全面に注意を払っているかを示すバロメーターの一つは、従業員のトイレの清潔さです。
内部の従業員の態度
面接をする担当者から、どんな雰囲気の店なのかある程度察する事はできます。
でも、本当の仕事場の真剣さや、取り組み方はお客様の見えないところに現れます。
つまり、厨房で仕込みをしている人や、料理を取りに厨房に入ってくる人たちの態度や料理の扱い方に現れます。
厨房の作業場はきれいに整理されているか、料理を取りにくる人と厨房の人との間で、よく声を掛け合っているかを見るために、店の内側を見せてもらうのはいいことです。
もし、それは断ったりなぜ見たいのか聞いてくる面接の担当者なら、それはその程度の意識でしかないことになります。
そして、店の内部で作業している人たちが、最初にあなたを見て見せる表情や接待は、その店全体の雰囲気で実際のお客様に対する態度でもあります。
店での食器の扱い
店の料理や飲み物が素晴らしいかは、実際食べたら分かります。
ですが、どれほど真剣にとり組んでいるか、情熱を注いでいるかは食器の扱い方にも表れます。
ある店では食器洗浄機を使って洗うかもしれません。
では、洗いあがった食器が完全に乾いた後食器を戸棚に戻しているか見てください。
濡れた食器をそのまま重ねて置くならとても不衛生です。
また、欠けたりひび割れた食器も使って料理を提供しているでしょうか?
料理の世界を極めている人の中には、陶器や絵画にもよく精通してる人が多く見受けられます。
そうした事柄によって美的感覚を養い、料理を最大限に引き出すための食器や部屋の飾りつけをも含めた、総合的な演出を常に考えています。
もちろん短期のバイトを雇うようなお店では、そこまでのクオリティを求めることは非現実的ですが、食器やグラスをどれほど大事に扱うかを観察する事で、お店の料理に対する、お客様に対する情熱をある程度はかる事ができます。
今バイトを探していて本格的な調理の道を目指す人であれば、料理以外の所にも注目してお店を探すなら、簡単な料理を提供している店でもたくさん学ぶことができます。
現在の日常生活に満足していますか?
アルバイトは新たな自分を発見できる場です。
ツラいこと・大変なこともありますが、その経験こそがあなたの糧となります。
そして、一生付き合える友人や人生のパートナーにも出会えます。
あなたの明るい未来に向けて、新たな一歩を踏み出して見ませんか?
